スバル クロスオーバー7に試乗。5人家族の我が家ですが、家族の評判はどうだった?
スバル エクシーガ クロスオーバー7を本気で購入を検討中の私が、自宅の最寄りのスバルディーラーへ試乗に行ってみました!
試乗までの経緯
思えばエクシーガの頃からその独特のモデルの位置付けに惹かれ、憧れをいだき続けていました。STIモデルが出た際に「これしかない!」とは思ったんですが、限定なのとその価格に撃沈。それ以降も街で見かけてはチッと思い続けていたのでした(笑)。
いつか買ってやると思っていたところ、まさかのエクシーガがビッグマイナーチェンジ。スポーツカー好きの私からすると、SUVテイストなんて無いわー…と思いつつも、オレンジ色(タン色)の内装がズキュンと響いていたのでした。
そうこうしているうちに今の愛車である「ホンダ エディックス」への不満点が少しずつ溜まり、「買い替えたい!」の気持ちに火が着いたのです。私のクルマ選びのポイントは、下記4点でした。
- 7人乗り以上
- 運転がある程度楽しめる
- オートクルーズ付き(できれば自動追従)
- 自動ブレーキ
この4点を満足させようとすると、本当にクロスオーバー7しかないんですよ!あとはVWのトゥーランもありますが、欲しいものを付けていくと結構高くつくし、3列目がちょっと狭い。セレナは自動運転は付くけど、運転が面白くない。ノアG'zは運転楽しめるかもしれないけど、自動追尾がないしちょっとデザインが大人っぽくなくない…。などなど。
ということで、クロスオーバー7は条件に合うけど、ちとベースモデルの古さが気になる。ということで。まずは実物を見てみようじゃないの、と試乗してきました!
ディーラーで試乗!まずは内装など
試乗したのは「タングステン・メタリック」。夕方から夜に変わろうとする時間帯でした。微妙な色だなぁなんて思ってたら、これが一番人気のカラーなんですね。。たしかにレガシーアウトバックでよく見かける色。ヨーロッパ車のような落ち着いた雰囲気が好きな方にいいのかな。
身長178cmの私でも、3列目でもまぁ座れました。特別広い訳でもないけど必要十分というか。「ホンダ フリード」程度という感覚です。タン色はいいですね!室内が明るく感じます。夜でもそう感じたので、昼間の印象もいいはず。これだけでちょっとランク上のクルマのような気がしてくるから面白いです。
3列目を格納するのは簡単1アクションで倒すだけです。フラットな荷室が現れます。1点残念なのが、三列目の背もたれ部分が若干斜めなんです。前評判で知っていたポイントだったんですが、はっきりと分かるレベルです。3列目の座り心地を優先してクッション形状などを最適化したんでしょうね。どちらも取れるとベストですが、個人的に優先つけるならシートの座り心地です。これは及第点。
荷室自体の広さは3列目格納時は、キャンパーの私でも納得できるものでした。荷室長はレガシーを超えますし、幅は同等で高さも1cm差ですから、御の字です。3列目を出した状態でも広くはないまでも、実用的な余裕を残します。買い物くらいは全然大丈夫。「フリード」はもっと奥行きがないし、少なくともWISHやプリウスαよりは広いです。
いざ、発進!
営業マンの説明を受けつつエンジン始動すると、目の前のメーターが動作確認をするかのように動く!メータースウィープに惚れました。動画見てみてください。メーター照明もオレンジだし、コーディネートしてあるみたいでおしゃれ。
座った感じは乗用車ライクで違和感なし。横置き直4FFのエディックスに比べるとボンネットが長く感じるが、見切りは悪くないです。スバルはこういうところに気を配っているそうですね。アルミペダルやシフトノブにも特段違和感なし。パワーシートが若干とろくてめんどくさく感じます。メモリー機能があればないパワーシートって存在意義がよくわからない…。口コミ通り、シートヒーターは至極快適でした。
パワーの出方で気になったのは発進時。私は発進のときのアクセル操作には人一倍気を使って滑らかに発進しようとするタイプ。じわりと踏み始めたつもりだったんですが、「グッ」と急発進に近いようなトルクが出てしまいびっくりでした。エディックスよりもかなり繊細なアクセルワークが必要で、長時間乗ったら疲れないのか気になりました。慣れだけの問題かもしれませんが。
室内は前評判通り静か。3列目の息子との会話もストレスなし。片耳に中度の難聴を抱える私としては非常にありがたかった。他社のミドルクラスミニバンと比較しても静かだと思いましたが、実際の計測値がないのが残念…。特にアイドルストップ状態では、周りの音の遮音性も高いということを実感。安っぽくなくていいですね。
ハンドル、アクセル、ブレーキのフィーリングは短時間の街乗りの試乗では何とも言えないので、プロの試乗レポートをご覧ください。心配していたリニアトロニックCVTのフィーリングは特に違和感ありませんでした。一昔前のCVTとは別物ですね。
家族からの評価は?
まず、セレナ推しの妻の評価は、スライドドアではないこと、思ったよりインパネがオシャレじゃない(今っぽくない)ということが引っかかった模様。元も子もないですね。
ただ、セレナにアイサイト同等の機能を付けようとすると400万近くなることを指摘すると、「たしかに」と。大多数と同じで選択をするということに抵抗がある妻は、ノア・ヴォクシーやステップワゴンにはあまり興味がありません。(セレナも売れているんですけどね…)今では、昼間に改めてみたクロスオーバー7を見て、見直してくれているようです。タン色の内装は輸入車のような品があっていいな、とのこと。あまり見かけないですしね。
子供たちはというと、後席用フリップダウンモニタが装着されていたセレナに釘付け。なんだそれ…。それはクルマの評価じゃないんですけど。
クロスオーバー7にも後席用モニタを装着できることを伝えると、スポーツカーが好きな息子たちも「四角いクルマより、平べったいのがいい!」と、クロスオーバー7推しに回ってくれました。
まだまだ単純なやつらです。
まとめ
短時間の試乗では、乗り味についてはわかりませんでしたが、口コミの情報が信頼できることはわかりました。気になるところはあるけれど、モデルそのものの魅力が上回っている状態です。あとはお金を工面しなくては…。
ところで、ある程度クルマの知識を持っている人にとって、営業マンのカタログ通りの概要説明って面倒じゃないですか?あと試乗までのヒアリングタイム。どんなクルマをお探しですかー?とか何に乗られましたかー?って。
私自身は下手な営業マンより部分的には詳しいんじゃないかと思いこんでいるところもあって、前々からこの時間めんどくさいなぁーって思っていました。 今回はオートックワンのサービスを使って、事前見積もりと試乗予約をしていきました。基本電話は不要で、メールベースで時間があるときにやりとりすれば話は進みました。仕事中に電話かかってくるの困るんですよね。ついでにデリカD:5の試乗予約までして、話はスムースに。
ディーラー側も集客効果を見込んでるんでしょうし、サービスは完全無料。面倒なこと嫌いな方にオススメですよ。
では!