スバル アセントのスペックはどうなる?判明した仕様情報をまとめます
スバルはニューヨークーショー2017で『アセント』という3列シートの大型SUVを発表しました。
>> 米国スバル正式発表
元は「VISIV7」という名のコンセプトモデルでしたが、『アセント』という名前が付けられた今回のコンセプトモデルは、ボディサイズやエンジンに関する具体的な仕様の数値が公表されています。
今回はこれらの仕様を改めて本ページにまとめていこうと思います。
ボディサイズ仕様
ボディサイズはスバルより公式にコメントされていて、下表の通りかなり大型な車体であることがわかります。トヨタのSUVのフラックシップであるランドクルーザーに匹敵する大きさです。スバルからは市販モデルはほぼ同じサイズとなる予定だとコメントされていますので、このサイズ感は決してショーモデル向けの演出として大きい訳ではないようです。
車名 | アセント | ランクル | ランクルプラド | CX-9 |
---|---|---|---|---|
全長 | 5,050 | 4,950 | 4,760 | 5,065 |
全幅 | 1,990 | 1,980 | 1,885 | 1,930 |
全高 | 1,840 | 1,880 | 1,850 | 1,728 |
ホイールベース | 2,970 | 2,850 | 2,790 | 2,870 |
エンジン仕様
アセントに搭載されるエンジンは、「2.4Lの新開発直噴ターボの水平対向エンジン」ということしか発表されていません。下表にライバル車との比較を載せます。
車名 | アセント | ランクル | ランクルプラド | CX-9 | フォレスター |
---|---|---|---|---|---|
排気量 | 2,400 | 1,880 | 1,850 | 1,728 | 1,998 |
搭載エンジン | - | 4.6L V8ガソリン | 2.8L 直4ディーゼル | 2.5L 直4ガソリンターボ | 2.0L Flat4ガソリン |
最高出力(PS/rpm) | - | 318/5,600 | 177/3,400 | 250/5,000 | 280/5,700 |
最大トルク(kgf.m/rpm) | - | 46.9/3,400 | 45.9/1,600-2,400 | 42.9/2,000 | 35.7/2,000-5,600 |
アセントの大柄なボディを引っ張るには、ライバル車のスペックを参考にすると45(kgf・m)ほどのトルクを低回転から発揮する必要がありそうです。WRX S4に搭載されているエンジンは2.0Lの直噴ターボエンジンで40(kgf・m)を超えています。2.4Lで同様に造り込むことができれば、45(kgf・m)は達成できそうな数値ではあります。
駆動方式
「Symmetrical AWD」つまり、フォレスターなどスバル車と同等の水平対向エンジンの四輪駆動車であるということが公表されています。トランスミッションも最近のスバル車の定番であるCVT「リニアトロニック」で間違いないでしょう。
定員
3列シートの7人乗りで、前から2-2-3のパッケージングになっています。ちなみにドアは4枚ドアで、スライドドアではありません。
まとめ
まだまだ公開されたデータは少ないですが、今後のショーでデータがアップデートされたらここに追記していきたいと思います。